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おすすめのミステリー★このミステリーがすごい!●第9位「機龍警察 自爆条項」月村 了衛 (著)

軍用有人兵器・機甲兵装の密輸事案を捜査する警視庁特捜部は、北アイルランドのテロ組織によるイギリス高官暗殺計画を察知した。

だが特捜部には不可解な捜査中止命令が。

国家を超える憎悪の闇は特捜部の契約する“傭兵”ライザ・ラードナー警部の、凄絶な過去につながっていた―

組織内でもがく警察官たちの慟哭と死闘。圧倒的なスケールと迫真のリアリティで重厚に描く、話題の“至近未来”警察小説。

凄絶なアクションと重厚な人間ドラマが見事に融合した異色の警察小説である。


2011年度ミステリーベスト10(週間文春)では圏外。


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おすすめのミステリー★このミステリーがすごい!●第9位「心に雹の降りしきる」香納 諒一 (著)

7年前に行方不明になった少女の遺留品が発見された。

まったく期待せずに捜査を再開した県警捜査一課の都筑だが、数日後、情報をもたらした探偵・梅崎の死体が発見される。

梅崎はいったい何を掴んでいたのか? 

都筑は足取りを追う……。

心に傷を負った孤独な男の物語を描かせたら香納 諒一の右に出るものはいない。

複雑なプロットと徐々に変化していく都築の心情を巧みに織り込んだ物語は読みでがある。


2011年度ミステリーベスト10(週間文春)では圏外。



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おすすめのミステリー★このミステリーがすごい!●第8位「警官の条件」佐々木 譲(著)

都内の麻薬取引ルートに、正体不明の勢力が参入している―。

裏社会の変化に後手に回った警視庁では、若きエース安城和也警部も、潜入捜査中の刑事が殺されるという失態の責任を問われていた。

折しも三顧の礼をもって復職が決まったのは、九年前、悪徳警官の汚名を着せられ組織から去った加賀谷仁。

復期早々、マニュアル化された捜査を嘲笑うかのように、単独行で成果を上げるかつての上司に対して和也の焦りは募ってゆくが…。

機能しない警察組織のセクショナリズム、新しい犯罪の動き、都合によって変化する捜査基準など、さまざな問題をストーリーに取り入れながら、犠牲的な親子関係の葛藤を描いている。


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おすすめのミステリー★このミステリーがすごい!●第6位「消失グラデーション」長沢 樹(著)

私立藤野学院高校のバスケ部員椎名康は、ある日、少女が校舎の屋上から転落する場面に遭遇する。

康は血を流し地面に横たわる少女を助けようとするが、少女は目の前から忽然と消えた。

監視された空間で起こった目撃者不在の“少女消失”事件。

複雑に絡み合う謎に、多感な若き探偵たちが挑む。

繊細かつ大胆な展開、“真相”の波状攻撃、そして驚愕の結末。

最先端で最高の青春本格ミステリ、第31回横溝正史ミステリ大賞受賞作。

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おすすめのミステリー★2011年度ミステリーベスト10(週間文春)●第10位「転迷 隠密捜査4」今野 敏 (著)

相次いで変死した二人の外務官僚。

捜査をめぐる他省庁とのトラブル。

そして娘を襲ったアクシデント…。


大森署署長・竜崎伸也に降りかかる難問の連鎖、やがて浮かび上がった驚愕の構図。

すべては竜崎の手腕に委ねられた!

極限の緊迫感がみなぎる超本格警察小説シリーズ最強の新作。



今回は、殺人事件、ひき逃げ、麻取とのせめぎ合い、放火、娘の恋人の話が 縦糸と横糸のように絡んでいきます。

役所間、部署間の対立が竜崎のキャラで小気味良く切りさばかれていきます。

元・いじめられっこで、ガリ勉、強くも格好良くも無く、原理原則にきっちりしていて融通がきかない、そんなヒーローである竜崎の「竜崎節」を久々に堪能しました。



今野敏氏の作品は、誤解を恐れずに言えば、楽しめるものとそうでないものがある。

好き嫌いかもしれないので、楽しめないものには言及はしない。

この『隠蔽捜査』は1作目を文庫で読んでから、一気にはまった。

いやあ、面白かったですね。

1週間の間に、2、3、3・5と連続して読んだ。

どれもいいから、驚いてしまう。


黙って、読め、だろう。

絶対に損はさせませんよ、と作者に言われているような気がする。

こう書いてくると、やはり小説は好き嫌いなのかもしれない。

ふと、そう感じた。

この竜崎というキャラが好きになれないと、まったくもってつまらない小説となってしまうに違いない。

次回作は? と期待を抱かせてくれる数少ない作品である。

こういう小説に出会えると、嬉しくなる。


建前=本音の主人公竜崎が論破していく様は痛快であり、招いた苦境でも竜崎流を通します。

思わず二度読みした一冊。

二度目は竜崎の生きざまに教えを得る。

文句なしの満点だ。



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